情報商材詐欺・アフィリエイト詐欺

情報商材詐欺

情報商材詐欺とは

情報商材詐欺とは「楽に必ず稼げる方法」「これであなたも年収1000万!」などと謳った情報・ノウハウ・マニュアル等(PDFや音声・動画ファイル形式が多い)を販売する詐欺のことです。

既に出回っている情報や全く効果のない方法・無意味な内容などが書かれていたりするケースや、もしくは全くの架空ビジネスのノウハウ等、無価値な商材を数万円~数百万円程で購入させます。

売るものが「情報」なだけに購入してみなければ中身がわからないというところがポイントです。

ですので、詐欺商材を売る人間は商材の具体的な内容よりも「いかに自分が楽に稼いだか、贅沢な暮らしをしているか」などの方をアピールします。

それらのアピールは「情報・ノウハウを購入すれば自分も簡単に稼げる、贅沢ができる」などと思わせるための嘘です。もしくは詐欺商材を売って騙し取ったお金で贅沢をしているのかもしれません。

情報商材詐欺の手口

まず「副業ビジネス」などと称して広告、SNS、メルマガ等から誘導し、ウェブサイトや動画にて「簡単に稼げる方法」を紹介するのが常套手段となります。

情報商材は「稼げる(仕組みがある)」というところがキモとなることが多いですが、詐欺業者の商材を購入してもそもそも「稼げる仕組み」が存在しませんので絶対に稼ぐことができません。

情報商材におけるフロントエンド・バックエンド

  • フロントエンド=少額の釣り商材(お試し商材)
  • バックエンド=本命の売りたい商材

フロントエンド・バックエンドとは情報商材においては上記を意味します。

情報商材詐欺のフロントエンドでは稼げるノウハウの全てが明かされておらず(購入した後で知ることになります)、高額なバックエンドを購入させることが手口の一つとなります。

フロントエンド商材を購入してしまっても、業者のしつこい勧誘とうまい話をさんざん聞かされて「少額を払ってしまってもったいないし」と高額バックエンドに手を出すのは絶対にやめた方がよろしいです。

アフィリエイト詐欺

情報商材詐欺においては「アフィリエイト」も手口に使われやすいようです。

「アフィリエイト」とは、自分で運営するウェブサイトや動画、SNSなどで商品・サービスの宣伝や広告をおこない、販売や成約があると収入が得られる仕組みのこと。

※通常は間に「ASP」と呼ばれる仲介業者が入ります。

このアフィリエイトを行うことによって簡単に稼げるとし、そのノウハウに関する高額な情報商材を購入させます。もちろんアフィリエイト詐欺での情報商材では稼げるようにはなりません。

アフィリエイト詐欺では、稼げるようにするための高額な「コンサルティング契約」を締結させたりするなど[内職商法]と手口が似ているケースもあります。

情報商材詐欺に遭った場合の対策

情報商材詐欺やアフィリエイト詐欺に遭った場合、以下の法律に該当するケースでは契約の取消クーリングオフが可能です。

不実の告知や断定的判断の提供とは、例えば契約に際して相手方が嘘をついていたり「絶対に稼げる」として契約した場合が該当します。

「業務誘因販売取引」に該当する場合は20日間はクーリングオフが可能です。

「騙されたかもしれない」「自分ではよくわからない」と思ったらとりあえず国民生活センターや弁護士等にご相談ください。

情報商材詐欺に騙されないためには?

価値のある情報商材が存在しないわけではありませんが、騙されたくなければ手を出さないほうが無難です。

また「簡単に稼げる」「楽に稼げる」などという言葉を信じないようにする必要があります。

情報商材詐欺の手口に関しては消費者庁が公表した某詐欺業者らに関する注意喚起の資料が例としてわかりやすいので参考にしてみてください。

情報商材詐欺に関する注意喚起 - 消費者庁

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